こんにちはMeTechです。
MeTechでは札幌でScratchを使ったプログラミング教室を開催しています。
今日はタイトルの通りScratch(スクラッチ)を使ってフィズバズ問題に挑戦しようの
第二回です。
早速、始めて行きましょう。
Scratch(スクラッチ)を準備しよう
Scratch(スクラッチ)自体は誰でも無料で使えるものです。
使い方は大きく二通り。
- パソコンにインストールして使う
- ブラウザ上で使う
今回は、手軽にブラウザ上でScratch(スクラッチ)を利用していきましょう。
まずはScratchのページにアクセス
こんな画面になると思います。
次は左上の、やってみようをクリックします。
そうするとこのような画面になります。
これで準備は完了です。
このようにとてもお手軽にプログラミングが始められるのもScratchの特徴です。
画面の説明
まずは今回のゲームの参加者である猫です。
最初から表示されていますのでわざわざ絵を描く必要はありません。
次に真ん中のパズルのようなものです。
これは一つ一つに意味があり、どの様に動かすかなどの命令が入っています。
これを組み合わせることにより思い通りにプログラミングを行っていきます。
最後に右の何もないスペース
ここに先ほどのパズルを設置し、組み合わせていきます。
実際にプログラミングを行うスペースですね。
実際に猫を動かしてる
ゲームをフィズバズに挑戦する前にまずは簡単な動作で感覚をつかみましょう
真ん中のパズルの一番上に「10歩動かす」というピースがあるのでそれを
右のプログラミングを描くスペースにドラッグしてください。
これです
ドラッグしたらその「10歩動かす」というピースをクリックしてみてください。
猫が少しだけ右に移動したと思います。
ただ、猫の歩幅と10歩が全く合っていませんね。
これは10歩というのが「画面上で10ドット分x方向に移動させる」というものだからです。
パソコンの画面は小さな点の集合でできており、その点を10個分動かしたというわけです。
x方向って何??
これは方向を表します
一次関数を習ったときに「x座標、y座標」というものがあったと思います。
それと同じで「xが横方向」「yが縦方向」を表します。
またx,y両方とも現在地を起点として+方向と-方向があります。
- xの場合は現在地に+方向で右に-方向で左に移動します
- yの場合は現在地に+方向で上に-方向で下に移動します
試しに先ほどの10歩動かすの「10」の部分をクリックしてください。
すると数字が入力できるようになりますので「-10」と入力してみましょう。
入力したら先ほどと同じようにピースをクリックしてみてください。
猫が後ろに下がりましたね?
このようにScratchではあらかじめ用意してあるピースを組み合わせて、
時にはそのピースの数字や文字を変えながらプログラミングをしていきます。
ピースを組み合わせてみる
ここまででピースの役割や数字の変え方、x,yについて学びました
ただ、ここまででは単一の動きだけになってしまいます。
その為、今度は複数のピースを組み合わせて色々な動きをさせてみましょう。
現在は右の画面に「-10歩動かす」というものが一つだと思いますので
その上に、中央のピースの中から「10歩動かす」というものをドラッグして
「-10歩動かす」の上に配置しましょう。
こんな感じです
この状態で10歩動かすをクリックしてみてください。
何も起きませんね。
プログラムは基本的に上から順番に命令が実行されていきます。
その為この場合右に10動いた後左に10動いています。
なのに猫は動かない。
それは、実行の速度が速すぎて目で追いつけないからです。
本来は、命令通り右に10動いた後左に10動いているのですが、早すぎるのです。
計算などの場合は早いに越したことはないのですがこのように画像を動かす場合は
何をしているのか分からず逆に困ってしまうこともあります。
その為、一旦、命令と命令の間に休ませる命令を挟んで
動きが見えるようにする必要があります。
次回は実際に休ませる命令を追加して猫の動きが見えるようにしていきます。
まとめ
- Scratchは誰でも簡単に無料で使う事が出来る
- パズルのピースのようなものを組み合わせてプログラミングをする
- x,yは上下、左右を表している
- プログラムは上から順番に実行される