プログラミングが小学生の習い事として人気です。その理由はどこにあるのでしょうか?
プログラミングをおすすめする理由をまとめます。
おすすめ理由1:就職・手に職の技術
今後の日本ではIT人材の不足しておりその数は増加傾向にあります。
2030年にはなんと59万人のIT人材が不足すると予測されています。
それにより、プログラミングが出来るIT人材への評価は非常に高く、
今後もその評価が上昇していくことが予想されます。
AIによりプログラマーの仕事がなくなるという記事なども見受けられますが、
そのAIを作るのは他でもないプログラマーです。
これからの時代を生きていくうえで、最終的にエンジニアにならないとしても
将来の可能性が広がることは間違いありません。
おすすめ理由2:プログラミングを通して自信がつく
プログラミングは物の仕組みを考え、試行錯誤しながら作り上げていきます。
地道な作業ではありますが一つのものが出来上がった感動と達成感は
ほかの習い事では得難い経験となり、その経験が子供の自信へと繋がります。
また、まだ小学生向けのプログラミング教室は少なく
習っている人も多くはないかもしれません。
だからこそ人には出来ない事が出来るようになるというのは子供にとってとても重要な体験になります。
おすすめ理由3:論理的思考が身につく
論理的思考(ロジカルシンキング)とは、
物事を筋道立てて、論理的に考え、説明が行える能力のことです。
これは仕事の現場はもちろん、生きていくうえで非常に重要な能力です。
皆さんも経験があると思います。
難しい話をそのまま聞かされる苦痛や、曖昧な表現で的を得ない話に苦しめられたことが。
これは論理的思考の能力が低い人の特徴です。
きちんとと論理的思考ができる人は難しいことを単純化し、
誰でもわかりやすく説明することができます。
これだけでも、非常に重要な能力であることがわかりますね。
プログラミングは自分が作りたいものから逆算し
仕組みを考え、構築していく過程で自然とこの論理的思考が養われていきます。
プログラミング必修化の背景にあるもの
総務省が2020年に「全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にする」という目標を掲げ、この年から必修化することが決まりました。
国全体で、こどもたちの論理的な思考や、IT・ロボット分野への関心を高めていこうという時流があります。